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3ページ目、ここから真の物語が始まる。

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Feb.09



旅の目的地、ザナルカンド。
長い旅をしてたどり着いたが、それにしては・・・重い。
今ならその理由もわかる。次に待つであろうことを考えると。
ティーダ:最後かもしれないだろ?だから、全部話しておきたいんだ

時間は夕方から夜に。
そう、今までの話は全部ここでティーダ達が語った思い出話だったのだ。
寄り道要素の大部分がこの後に偏っているのも、実はそのためと思われる。
ストーリーとゲームシステムがこれほど密接に連動するのは、FFでも10の他は8くらい。
毎回派手にシステムを変える、FFだからこそできる芸当だろう。

今この時から、物語の本当の時間が動き出す。
ザナルカンド遺跡のフリーウェイ跡を越えれば、エボン=ドームだ。
ここではBGMが「いつか終わる夢」で固定される。



やはり究極召喚も、寺院で得ることとなる。
その寺院にあたるのが、エボン=ドーム。
幻光虫の濃度が非常に高く、内部は巨大なスフィアも同じ。
100年前にここを訪れた3代目大召喚士ヨンクンや、10年前のブラスカ一行、
さらには10歳のシーモアまでここに来ており、その幻影が現れる。

魔物はベベルで会った僧兵のゾンビや、戦闘ロボットの強化版。
岩竜97型の単体攻撃はやたら強力。残り1人まで追い詰められ、やむなく逃げる。
ゼロ式護法機士はグラビデで削りつつメンタルブレイクを仕掛け、あとはガ系魔法で仕留めよう。

でもって、やはり試練の間もある。
10年前の幻影のブラスカが、セーブスフィアに触れるのを確認できる。
「旅人のセーブスフィア」というくらいだから、旅人なら誰でも使えるということか?
今さらだけど、ノーコストでHPとMPが全回復する機能も備えた優れものである。

今回の試練の間は、完全な記憶勝負。
ただミスしてもペナルティは無いので、何度かやれば正解にたどり着ける。

これをクリアすると、すぐ魔天のガーディアンとのバトルに。
このバトルでは、敵の周囲にある6つのサークルに仲間を配置する。
敵はこちらの攻撃にカウンターを行うが、それは敵の正面と両側の3サークルに当たる。
配置を固めず、散開することがまず重要だ。
カウンターのダメージも2500前後と高く、しのぐにはプロテスが欲しい。
通常の行動では、バーサクテイルを使用。これに備えバーサク防御を。

要注意は、時々発動するマジカルマイン。
6つのサークルのうち2つに地雷が設置され、サークルのターンが来ると爆発。巻きこまれれば耐性貫通で一撃必殺だ。
しかも運が悪いと設置からすぐ爆発し、一気に2人倒されることもある。
この状況からなんとか立て直し、魔法連打で決める。
アーマーブレイクは無効だがメンタルブレイクは効くので、魔法で攻めるべし。


ここからは、今までの寺院とは異なる。
究極召喚は祈り子像から得るのではなく、ユウナレスカから直々に習得する。
1000年前の人間のはずだが、死人としてずっとスピラに存在していたのだ。

具体的には、ここまでともに旅をしてきたガードのうち1人を究極召喚の祈り子にする。
他の召喚獣もエボンの秘術により生み出されたらしいが、
それを究極召喚とするには、召喚士と祈り子の愛(または友情)が必要ということか。
かつてシーモアが召喚したアニマも、彼にとっては究極召喚だが
もしユウナが習得したとしても通常の召喚にしかならない。

10年前にブラスカの一行が来た時は、ジェクトが祈り子に名乗り出た。
『シン』は倒しても復活するということは知っていたが、今度こそ完全に倒せる可能性に賭けて。
アーロン:そして・・・何も変わらなかった
幻光虫に映る過去を切り捨てるように、剣を振るう。
文章に表せないほどの重みを感じずにいられない一幕だ。

・・・本当に、この方法でいいのか?
本当にこれで『シン』を倒せるのか?
もちろん復活しない形で、という意味だ。
他に方法があるなら、選ぶ価値はある。しかし失敗すれば、ここまで旅をしてきた意味も消える。
ティーダ:大人ぶってカッコつけてさ、言いたいことも言えないなんて絶対イヤだ!そんなんじゃ何も変えられない!
それでいい。世界を変えるには、そのような力と意志こそが必要となる。
名言ばかりのFF10、人生の教訓にしたいものも数多い。

だけど、ユウナにとってはユウナの物語。
自分で決めなければ、どんな結果であっても絶対に後悔する。
究極召喚を得るかどうか・・・決めるのはユウナだ。


さらに話を聞く。
究極召喚で『シン』を倒した後、『シン』はその究極召喚に乗り移るという。
今の『シン』がジェクトだという話も、これが理由だ。
しかも、それは永遠に。人の罪が消えることは無い。
やはりエボンの教えは、気休めの希望でしかなかったというのか・・・。

そこまで聞いて、ユウナは答えを出す。
本当の意味で、悲しみを消すために。忘れたり、ごまかしたりするのではなく。
どんなにつらい道でも、真の希望を求め歩き続ける。
ユウナ:まやかしの希望なんか・・・いらない
よく言った。よく気づいた。

それを聞いたユウナレスカは、あろうことか「希望の光に満ちた死を」とバトルを仕掛ける。
ここはもう、台詞全部引用しようか。

   さあ、どうする!

   今こそ決断する時だ

   死んで楽になるか、生きて悲しみと戦うか!

   自分の心で感じたままに、物語を動かす時だ!

自ら歩いた道の先に見つけた真実、それを知って物語を動かす。
スピラに帰ってきた時からずっと、アーロンはこの時を待っていたのだ。
仲間達も、それぞれ選ぶ。物語を続ける道を。
キマリ:キマリが死んだら、誰がユウナを守るのだ
リュック:あたし、やっちゃうよ!
ワッカ:ユウナレスカ様と戦うってのか?冗談キツイぜ・・・
ルールー:じゃあ逃げる?
ワッカ:へっ!ここで逃げちゃあ・・・オレはオレを許せねえよ、たとえ死んだってな!
ルールー:・・・同じこと考えてた
ティーダ:ユウナ!一緒に続けよう。オレ達の物語をさ!





いざ、勝負!
ユウナレスカは第3段階まであり、合計HPは132,000。
通常攻撃にはシェル、プロテス、ヘイストを解除する効果があるため、それらはピンポイントで使う。
また、物理攻撃にブライン、魔法にサイレス、それ以外の行動にスリプルでカウンターする。これらは装備で対策しておこう。
第1段階は特に危険な行動も無いので、ここまで来れたなら余裕で勝てるはず。

第2段階になると、全体攻撃+ゾンビ効果のヘルバイターを使用。
これでゾンビ状態にしてから、ケアルラやリジェネを使ってくる。
ただAIが賢くないらしく、ゾンビ状態ではないメンバーを回復してくれることも。
ヘルバイターはかなり高い確率で使ってくるので、回復したい時だけゾンビを解除する。

そして、第3段階。FF史上に残る初見殺し、オーバーデスを使用する。
ゾンビ状態を解除しながら戦っているとこれ1つで敗北という、とんでもないトラップである。
5ターンごとに使ってくるので、タイミングを見て防ぐ。
ゾンビ状態の仲間を何人かリザーブに置くといい。
あとは全体に混乱のマインドブラストも要注意だ。確率は50%なので、完全でない混乱防御でかまわない。

基本的には写真のメンバーで戦うが、アイテムを使いたくなったらリュックを出す。
ハイポーションやアルベド回復薬は余るほどあるので、ケアルガ級の大回復が必要でなければそちらを優先。
なるべくユウナを攻撃に回したい。
混乱したティーダの攻撃でユウナが一撃されるが、アーロンをリュックと交代して万能薬とフェニックスの尾ですぐ立て直す。
最後はオーバーキルを狙うべく、バハムートのメガフレアだ。
いつの間にか27000ダメージを出せるようになっていた。


ユウナレスカが消えることで、究極召喚は失われる。
こちらとしては、戦わずに済むならそれに越したことはなかったんだけどね・・・。
向こうから仕掛けてきた以上仕方ないが。
従来の方法で『シン』を倒す方法は、ここにスピラから失われた。
ユウナ:とんでもないこと、しちゃったのかな
ティーダ:もっととんでもないこと、しよう


戻る前に、アーロンとティーダだけの会話。
アーロンが死人であることを明かす。
ユウナレスカと戦い敗れた後、ベベルまで戻ってきたがそこで力尽きた。
その時に会ったのが、キマリだ。
ブラスカとの約束はキマリに託し、アーロンは『シン』に乗ってザナルカンドへ渡った。
実はこれはジェクトの最後の頼みだったのだ。

エボン=ドームを出ると、夜明けになっていた。
決戦はまだ先・・・去っていく『シン』と入れ替わり、飛空艇ファーレンハイトが現れる。

本当の平和を求めて、旅はまだ続く。

PLAY 23:10



Feb.10

究極召喚を使わず『シン』を倒す・・・1000年間、誰も体験しなかった戦いになる。
さて、何から始めようか。仲間と話してみよう。
キマリ:教えの中に答えは無い、答えは教えの外にある。教えの中と外を知れば、答えは見つかる
エボンの教えを知る者といえば・・・マイカ総老師をおいて他にいない。
早速ベベルへ向かおう。
スピラを一通り歩き終えたので、これからは飛空艇で移動ができる。
戻る時は各地のセーブスフィアから。

ベベルにて、マイカ総老師と会う。
ティーダ達がユウナレスカを倒したことを知ると、マイカは絶望する。
他に『シン』を倒す方法があると信じない彼から見れば、スピラはもう終わるしかない。
現世にとどまることを自ら拒否し、異界へ逃げていった。

この会話で、エボン=ジュという存在が話題に上がる。
『シン』を召喚し続ける、スピラ最強の召喚士だ。
全てはザナルカンドという夢を存在させ続けるために。
機械文明を嫌うのも、戦争していた相手のベベルが機械で攻めてきたからか?

エボン=ジュを倒せば、本当の意味で『シン』を倒すことができる。
その時には、祈り子は夢見ることをやめる。
それが意味すること・・・ティーダにはわかった。
ユウナが問い質そうとするが、なんでもないと言われる。
ユウナ:ウソ・・・下手だね
こういうところも似てるのか・・・。

一行が考え付いた作戦は、もう1つある。
マカラーニャ湖で祈りの歌を聞いていた『シン』は、その間だけおとなしくしていた。これ使えないか?
スピラ中からの、祈りの歌の大合唱だ。
この作戦をシェリンダに伝え、一行は飛空艇に戻る。

時間がかかりそうだし、こちらも最終決戦に備え少し準備しよう。
ビサイド島で魔物の捕獲を行う。3種類だしザコだし楽勝だ。
ガガゼト山の登山洞窟で水中の魔物を捕獲した分も含め、報酬をもらいに行く。
体力の秘薬、スリースターズ、ラストエリクサーを入手した。いずれも非常に役立つアイテムだ。

なお、寄り道しようと思えばいくらでもできる。
まだ見ぬ3種の召喚獣、七曜の武器、それにモンスター訓練場で入手できるレアアイテムの数々。
隠しダンジョンのオメガ遺跡もある。行けばさらに鍛えることができるだろう。
・・・だが、やり過ぎると本編が簡単になり過ぎるのでほどほどに。
クリア後から手を付けても遅くない。

PLAY 23:52



Feb.11

飛空艇の行き先で『シン』を選べば、最終決戦の幕が上がる。
狙いはその中にいるエボン=ジュだ。
ワッカ:スピラ中がオレ達を待ってんだ、最高の試合しようぜ!

甲板に出ると、早速『シン』が現れ重力を結集し始める。
スピラどころか、宇宙にまでその影響は及ぶ。星を引き寄せるほどだ。
そして放たれる、テラ・グラビトン。



見ての通り、空まで曲がっているではないか。
重力ってこんなこともできるのか?
これを発動する時、シンの腕の一点が光るのが見えた。そこを狙ってみる。

再びBGM「襲撃」で戦う時が来た。やはり盛り上がる。
飛空艇の甲板でバトルするので、エフレイエ戦と同じく距離を変えられる。
ここも安全策なら遠距離キープだ。
属性耐性は無いが、敵は「かたい」持ち。魔法をメインに。
ワッカにメンタルブレイクを覚えさせておくと早く終わるが、必須ではない。

65000のHPを0にした後、飛空艇に積んだヴァジュラが『シン』の腕を落とす。
まずは左、続いて右も。
しかし、そこで主砲が壊れる。行くか引くか、どうする?
ティーダ:勢いがある時は勢いに乗るッス!これ、ブリッツの鉄則!
いたストでも使われる台詞だ。大差ではない1位の時に言う。

『シン』に飛び乗り、コアを狙う。
まずは前衛を張るコケラ、グナイから仕留めよう。炎属性の魔法をメインに集中攻撃だ。
コアの方もアーマーブレイクとメンタルブレイクで切り崩せば問題ない。


ここまでは案外楽勝で来れたが、まだ終わりではない。
1度インターバルを置いた後、『シン』が浮上し再びの対決を迎える。
正面から戦って倒し、内部に突入するのみ。






この時の『シン』は、カウンター以外では攻撃してこない。
飛空艇を引き寄せた後、口を開きつつ力をためる。
そして、12回目の行動時にギガグラビトンを使用。発動されれば問答無用でゲームオーバーだ。
使われる前に決める以外に、対策は存在しない。
カウンターは、石化、混乱、ゾンビの追加効果がたまに発生。これは装備で防ぐ。

距離が近づくまでは補助メインに動き、近距離になったらアーマー&メンタルブレイクで崩す。
あとはユウナとルールーの魔法を集中するのみ。
この時点でルールーは連続魔法を習得しており、メンタルブレイク込みなら1ターンで10000ダメージを与えられる。
敵HPは14万と非常に多い。手加減は無用だ。

『シン』の8手目の後、アーロンの攻撃で決める。
そのまま『シン』の体内に突入。



ここが、FF10のラストダンジョンだ。
今までと異なり、1度歩いた範囲しかマップが表示されない。
8周目なので大まかな方向は覚えているが、宝箱の場所までは自信が無い。

魔物は言うまでもなく強い。
2体組で出るウルフラマイターは、グラビデ2回から魔法で攻める。
アダマンタイマイは石化手榴弾があれば一撃だ。余っていれば使おう。
一番の要注意はキングベヒーモスだ。ファイナルアタックでメテオを使用する。
相手せずに即逃げした方がいい。


中間地点で、シーモアが現れる。
ガガゼト山でのバトルに敗れた後、『シン』に吸収されたようだ。
内部から支配してやろうとか言っているが、その前にここで倒す。

BGMは「シーモアバトル」、FF10屈指の名曲だ。
ルカシアターで売ってないので、この1度しか聴けない。



写真を見るとわかる通り、このバトルでのみ仲間の影が表示される。

今回のオプション幻光天極は、今までと異なりHPが設定されていない。
4枚あり、シーモアの方を向いている色(赤、青、黄、白)に従ってシーモアが使う魔法が決まる。
毎回4連続魔法を使うというわけだ。無策で受けたくない。
初期設定では4つとも赤なので、ファイガを4連続で使用する。
直前でバファイを張っておけば、3発は防げる。1発なら受けても回復できる。
幻光天極を攻撃することで色を変えさせることもできるが、
4つとも同じ色の場合は反属性が弱点になる。これを利用したいので、そのままにしておく。

また、時々全体化デスペルを使用する。
これは次のターンでアルテマを使う前触れなので、召喚獣で防ごう。
シーモア:光なき世界へ!
イクシオンが守るを使用し、ダメージは600前後だった。
召喚獣無しで受ければ全体に3000ってところか。

以上の通り、今までに比べれば対処はしやすい。
防御力がかなり高いので、アーマー&メンタルブレイクで削ることだけは忘れずに。
最後はユウナのファイガで9999ダメージ、続いて異界に送る。
ついに、シーモアとの長き戦いが終わる――。

PLAY 25:33



Feb.12

『シン』の体内、後半。
デビルモノリスやバルバトゥースなど、さらに倒しにくい魔物が多数出現する。
ここまで来たら、もう全逃げでもいい。

死者の塔にある最後のセーブスフィアで、ラストバトルに向け準備をしておこう。
ティーダに使うを、ユウナに連続魔法とフレアを習得させる。



ここから先に進めば、もう後戻りはできない。
続く悪夢の中心では、10個のクリスタルを集めると先に進める。
ただし、出現する光の柱に触れると魔物が出現。
ここに出るモルボルグレートは、確実に先制してくさい息を使用する凶悪極まりない魔物だ。
出くわしたら、迷わず「さきがけ+とんずら」で逃げる。


最深部――夢の終わり。



ずっと追いかけてきた、ジェクトがそこにいる。
10年ぶりに会うが、彼らが言う通りまだジェクトの方が大きい。
ティーダとの身長差は実に15cm、これは追いつけないか。

今からここで何が始まるのか、何をするべきか・・・それはもうわかっている。
ジェクト:じゃ・・・いっちょやるか!!
10年前に『シン』と戦った時と同じく、巨大な召喚獣と化す。
BGMはプロローグ以来の「Otherworld」だ。



ラストバトルは3連戦だが、実質この1戦目が本番だ。全力をつぎ込んでかまわない。
先発は、ティーダ、ユウナ、アーロンで固定となる。
AP稼ぎに全員に行動させる必要も無いし、この3人で戦っていい。

ディシディアで「スーパーインファイター」と称されたことからもわかる通り、
ジェクトの持ち技はほとんどが物理攻撃だ。
基本的には高火力でねじ伏せるタイプと考えてよい。まずプロテスで防ごう。
使うがあれば、体力の秘薬でMHPを2倍にするとさらに安定する。
ジェクトビームに備え、完全石化防御も必要。取り逃しが無ければ、ユウナとアーロンの分は持っている。

召喚獣ゆえに、オーバードライブも使用する。
ただし、ティーダの「話す」コマンドで2回だけODゲージのリセットが可能だ。
3回目が必要になる前に決める。それまでが勝負。

こちらからの攻撃に関しては、アーマー&メンタルブレイクが有効なのでそれほど悩む必要もない。
連続魔法フレアとクイックトリックがあれば十分。
スリースターズでMP消費を0にしておこう。

バトルのキーポイントは、むしろ両隣のジュ=パゴダに行動させないことにある。
パワーウェーブでジェクトのODゲージを大きく上げるため、放置しておけない。
5000のHPを0にすると止まるが、一定時間後に再起動。その際MHPが直前に受けたダメージの合計まで引き上げられる。
スムーズに止めるには、ブレ無く9999ダメージを与えるのがベスト。手段は、2体を同時に攻撃できる連続魔法で。
この時点でユウナの魔力は73。さらに武器で魔法攻撃を18%補強すれば、フレアで確実に9999ダメージが入る。
限界突破武器は装備しないこと。

以上が、何度もFF10をやって確立させたBlack流の戦術である。
まとめると、必要なアビリティは連続魔法、フレア、クイックトリック、各種ブレイク、ヘイスガ、使う。
スリースターズ、体力の秘薬、光のカーテンに加え、メガポーションやエリクサーなどの回復アイテムも欲しいところ。
装備は武器は攻撃力を優先、防具は完全石化防御が付いたものを。

チャージ&アサルトで決着はつく。



ティーダ:・・・だいっきらいだ
ある意味FF10で最も反則な台詞×2である。
序盤で1度あったが、あれはこの時のための伏線か。

あとはエボン=ジュを倒すだけ、それで全てが終わる。
『シン』となっていたジェクトを倒した今なら、エボン=ジュはユウナの召喚獣に乗り移る。
全ての召喚獣を倒すのが、ラストバトル2戦目だ。BGMは「召喚獣バトル」。
これ以降、仲間全員にオートリレイズがかかる。わざとでない限り、負けることはない。
相手する召喚獣のステータスは、味方として召喚した時と同じ。回避が高いので、魔法をメインにしよう。

倒した召喚獣は、今後召喚することはできない。ユウナの召喚のリストからも消える。
文字通り、「夢を終わらせる」ということだ。


召喚獣を全て倒すと、行き場を失ったエボン=ジュが正体を現す。
次が、本当に最後だ。
エボン=ジュを倒せば、全ての夢は終わる。
彼が召喚し続けていた、夢のザナルカンドは消える。そう、ティーダも。
ティーダ:勝手で悪いけどさ!これがオレの物語だ!

エボン=ジュのHPは99999。あらゆる攻撃に対しカウンターでケアルガを使い、HPを9999回復する。
まずはフルブレイクで回復量を下げよう。アーロンの「征伐」を使うといい。
それからはジュ=パコダを止めつつ、大ダメージを狙える攻撃で攻める。
重力属性が有効なので、ある程度削るまではグラビデも9999確定だ。
テンプテーションなら一気に50000ダメージほど与えられる。

ある程度バトルが長引くと、エボン=ジュはアルテマを使用。
マジックブレイクで魔力を下げてなお全体に9999という超威力である。
ただ前述の通りこちらはオートリレイズがかかっているので、全滅はしない。
フィニッシュにふさわしい技というと、ティーダならOD技のどれか、ユウナならホーリーだろうか(マスター召喚は使えない)。
今回は、ウォタガ+フレアの連続魔法で決めた。


――終わった。
スピラから『シン』は去った。復活することもない。
召喚獣に向け異界送りをすると、アーロンが消えようとする。
今ここに、彼の物語は本当に終わったのだ。最高の終わり方で。



同時に、スピラから全ての召喚が消える。
召喚獣だけではなく、夢のザナルカンドも。そして、ティーダも。


後日、ルカのスタジアムで。
この時から、新たなスピラの物語が始まる。

   多くの・・・数え切れない犠牲がありました
   なにをなくしたのかわからないくらい、たくさん・・・なくしました
   そのかわり、もう『シン』はいません
   もう、復活もしません

   これから・・・これからは、わたしたちの時代・・・だよね
   不安なこといっぱいあるけど、時間もいっぱいあるから・・・
   だから、大丈夫だよね
   力を合わせて、一緒に歩けるよね



   ひとつだけ、お願いがあります
   いなくなってしまった人たちのこと、時々でいいから・・・思い出してください


次にティーダが現れたのは、どこかの海の中。
水面に向かって、泳ぎ出す。




THE END

2018.02.13 22:55

プレイ時間 26:35
全滅 0回


相当久々に、じっくりFF10をプレイしてみた。

しかし、それでもストーリーの完成度の高さは語りつくせない。
自らの手で物語を作ること、真実を見通すこと。
まさに人生の教訓である。
ただし、FF10-2も含めてという条件はつく。
すぐにとはいかないが、こちらもプレイ記録をリライトする予定だ。

今回は1度も全滅することなくクリアした。
これが8周目で、しかも2007年3月にノーセーブを達成済みなので当然といえば当然だが。
今まで以上に敵の行動を封じたり、攻撃を的確に防ぐバトルを行った。
HDリマスターでは上級スフィア盤が使用できるのもありがたい。
今回試した新たなパターンは結構いけそうだ。

スピラを巡る物語は、まだまだ終わらない。


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